今回も住民に大きく関係する部分で、住民記録システムについてです。
住民票の管理や発行を行うシステムといえば、イメージしやすいでしょうか。
住民票にある、住所、氏名、生年月日、性別、続柄、世帯等の項目を管理するシステムです。
前回の税関連のシステム、生活保護、選挙、国民健康保険など自治体のあらゆるシステムと連携をしているため、基幹システムと呼ばれる事もあります。
通常、基幹システムと呼ばれるシステムは、統一して同じ会社のシステムを導入する事が多いようです。
理由としては前述しましたが、あらゆるシステム間で連携するので、同一メーカーのシステムの方が、連携しやすいというのが大きな理由だと思います。
googleで『住民記録システム』で検索すると、以下のシステムが検索できます。
- 地方公共団体向けソリューション「GPRIME」(NEC)
- ADWORLD 戸籍総合システム(HITACHI)
- WebSERVE/住民情報(富士通システムズ・イースト)
- WebRings(株式会社アイネス)
- COUS住民情報(株式会社石川コンピュータ・センター)
理由としては、他社のシステムを使用することになった場合、あらゆるシステムと連携しているためデータの移行にも莫大な費用が発生する場合があるからだと思います。